Diary

荷物を持たない

「1人暮らしの引っ越しは大変だ」

25歳からシェアハウス暮らし・寮生活をしてきた私は、そうボヤきながら2週間経っても未だまとまらない部屋の中にいる。

自分でもびっくり。約5年間住んだ東横線上の家を引き払ってから、もう10年も経っているんだから。たくさんあった荷物をこれでもかって捨てていったあの頃が懐かしい。スーツケースと数個のダンボールだけ残してあの部屋を出たときは、背中に羽が生えたかと思ったんだよね。

「どこでも行ける」

そんな感覚が好きで今までずっと荷物を増やさないように、そして実家に帰るたびに預けていた荷物を整理していった。1番少ない時で、大きなスーツケース1つとダンボールが4つ。あとは楽器が2つだったかな。自分としてはとても身軽だった。

でも、帰国して日本にいる時間が長くなったここ最近は、荷物が少しづつ増えていった。何でだろう?相変わらず定住せず、シェアハウスと寮生活だったのに。

そんな私のスナフキン生活からの卒業は突然やってきた。縁あって、ほぼ直感で決めた今の物件。まさか自分が一人暮らしを選ぶなんてね。将来的に自分の場所は欲しいとは思っていたけど、こんなにあっさりと部屋の契約をした自分に驚いてる。

さて、約2週間前に引っ越して来た新しい部屋の中は今もそのままのダンボールがいくつかある。家具付き物件だったとは言え足りないものも多い。10年前に家電・家具は全部処分してしまったから。「注文しては組み立てる」なんてしてたら時間が経ってしまった。仕事も追われてたし。

物件自体は物凄く好き。でも「10年ぶりの一人暮らしの引っ越し」の大変さに気分はなえなえ。

先週遊びに来てくれた友人が出来上がってない私の部屋に来てこう言った。

「荷物、本当に少ないね。」

そうだろう、きっと。でも私にとっては多い。多いのだ。私にとって空間の居心地の良さは結構重要。雑貨も好きだし、食器も好き。ガラス製品が好きでビンとか無駄に集めてた時期もある。おしゃれじゃないけど服も靴も好きだった。

好きなものに囲まれたい。
好きなものを見ていたい。

でも。

それ以上に今は荷物を増やしたくないんだな、きっと。昔の自分からは考えられない。「物欲なくなったなぁ」なんて思ってる。インテリアは好き。欲しいソファもあれば部屋ももっとカスタマズしたい。でも、やっぱり頭によぎるのは「私、また移動したくなるかも。」ってこと。

今の物件は古いし、ユニットバスだけど物凄く気に入ってる。緑もあれば綺麗な川もすぐ。住人も面白い人が多くて程よい距離感の交流もある。今のところは長く住みたいと思ってる。

でも、私のことだからいつ気持ちが変わるか分からない。特に引き止める人もいるわけではないし、時期が来たら海外の長期滞在もしたいと思っている。直感人間だから、「ここに住みたい!」って強く思ったらお金払ってでも移動するんだろう。

だから今は片足程度の部屋作りにしている。今のところは荷物は増やさない生活スタイルのままでいようと思う。

 

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